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肩こりとツボについて、ツボって本当に効くのか?

私は今まで大学や、講習会でツボについて習わず、有効性について語る講師もいませんでした。それは西洋系の医療を学んでいたからですが、不思議なくらいツボについて話す人はいなかったので、開業するまで知識が全くありませんでしたが、今は少しずつ勉強しています。今回は今勉強途中の、つぼや鍼灸についてと、私がなぜ学ぼうかと思った経緯を含めて、ツボについて書いてみます。

WHOで認められる鍼灸

実は、つぼに刺す治療の針治療は、知られている通り中国4000年の歴史があり、日本では室町時代から使われ、さらにWHOでも有効性が認められいるほど、効果が認められています。さらに鍼灸の適応症には、WHOが発表したもので48疾患もあり、運動器疾患だけでなく、内科疾患や、精神疾患、神経疾患など、かなり広い症状に適応されているようです。

ただここで注意しなければならないのは、WHOが発表した鍼灸の適応疾患は、臨床経験に基づくもので、臨床試験を用いたものではないので、全ての鍼灸師が48疾患を治せる技術があるわけではないようです。

多くの術者は西洋医学の理論も使う

針灸治療に限ることではありませんが、術者の施術理論は色々で、鍼灸師だからと言って東洋医学の理論だけを使うわけではなく西洋医学も合わせた理論を使う鍼灸師や、メインに西洋の理論を使っている鍼灸師もいます。

このことは、少しでも良い治療をしたいと思う施術家にとっては当然のことで、効果が明確に示されやすい西洋医学は理論や技術体系がわかれば使いやすいものが多いので、当然だと言えます。

こういう流れがあるので、恥ずかしい話ですがまずは西洋医学が必要!と思い、開業するまでほとんど、東洋医学は学ぼうとも思わなかったです。

私の尊敬する先生は、治療は「Science and Art です」と、教えてくれました。Scienceは「科学」でわかりやすいですが、Artは「芸術、技巧、術、わざ、熟練、腕、(専門の)技術」という意味があるので、おそらく先生の言っている意味は、施術は科学の知識と、経験、直感、熟練の技術が重要という意味だと捉えています。

東洋医学は、Scienceで証明されているものもありますが、まだまだArtの部分が多いと思います。だからこそ、もっと施術がうまくなるには、東洋医学も必要なのかと思い、学び始めました。

ツボを使うのは難しい

よく肩こりのつぼとして、紹介される肩こりのつぼがあります。具体的には、合谷や、肩井、風池、膏肓、三里、など色々あります。

ここで難しいのは、肩こりは症状であって、色々な原因の結果から生じることです。そのせいか上記のつぼをなんとく押して当院で有効と感じる効果が生じる確率は経験上半分以下という感じです。

そして色々と調べていくと、押し方にもやはり色々あるようです。上手な人は押すと経絡に何かが通っている感じがするそうですので、なんか次元が違う感じがしますね(笑)。やはり、押し方には熟練の技術があるようです。(この遠くに何かを力を伝えるという手技自体ができる方は少なくありません。例えば筋膜を専門に治療されている方は、お腹を触って、内臓周辺の筋膜を剥がすと言って施術をしている方もいらっしゃいますし、私も一部位を押して他のところに何かが伝播していく感覚はわかります。)

まとめるとツボの難しさは二つです。一つは、そもそもツボ自体のどんな原因の肩こりに有効なのかわからないこと、二つは、ツボの押し方の技術の違いです。ただ、おそらく二つ目の差は、経験上誰が押すかよりも、どこを押すかの方が圧倒的に重要なので、有効な肩こりのツボがわかれば、おそらく誰でもある程度の効果を出すことができると思います。

ツボとは何か

ツボの説明の前に「気」という概念について説明します。打撲などの強い刺激も「気」の一種らしく、当時の表現されにくかったエネルギーが「気」と表現されているようです。

東洋医学の理論では、人の体内には、自然の生命力である「気」と、栄養である「血」の流れがあり、これらが結びついたエネルギーが内臓を起点とし全身に張り巡らされた経絡と呼ばれる道筋があります。その経絡上に、存在するのがツボで、総数は650以上あります。

ツボと科学

ツボに関する研究はたくさんあり、現在は脳科学の分野とも関連して研究されているものも多く、有効性が広く知れ渡っています。例えば、合谷は、肩こりや、痛みなどに効くつぼですが、ある研究では合谷を押すと、中脳や視床下部に反応があることがわかっています。

内関というツボでは、二日酔い、つわり、不安感などを抑えるツボですが、このツボを押すと中脳に刺激が入りオピオイドを分泌させ、大脳の嘔吐中枢を抑えることがわかっています。

さらに一部では分娩時、分娩促進や産痛緩和の効果を得るために、三陰交および至陰への指圧・お灸が実践しているところもあるそうで、病院でも積極的にツボを使っているところもあるようです。

肩こりとツボ

ここでやっと、肩こりに効くツボを紹介します。私が経験上多くの人に効きやすいと思ったものだけ書いていきます。効きやすいだけで、全ての人に良いわけではないので、試してみて、もし良ければ押してみてください。

肩井

首のつけ根と肩先を結ぶ線の中央にあるツボです。

風地、天柱

風地は、髪の生え際の筋肉の近くにあるツボです。天柱は、風地から指一本分内に離れた場所にあります。

中府

鎖骨の外側の端にあるくぼみから親指一本分下にあるツボです。

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