北の治療家セミナー
ダイジェスト
腰痛の運動療法
with 鎌倉先生
筋トレっていっぱい種類がありますよね。
でも
本当に効果の
あるものって
なんなんでしょう?
よくやるのは
とにかく腕を鍛えたいから
腕をなんとなく鍛えてみる
とか
漠然と筋トレ
やっちゃいませんか?
それは
あまりよくないんです
以下の本に様々な論文が引用されていますが
ニューロロジカルリハビリテーション [ ジャネット・H.カー ]
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1957年の研究で
Rash & Morehouse(文献1)
立って
肘を曲げる力を
トレーニングをしても
仰向けで寝て
肘を曲げる力は
上がらなかった
という論文や
1986年の研究で
Rutherford & Jones(文献2)
最大の負荷量で
膝を完全に
伸ばす
トレーニングをすると
200%くらい
膝を伸ばす力は
増えたが
膝を
伸ばしたまま保持
するための力は
たったの11%しか増えず
その被検者に
サイクリング
をやらせても
筋力の変化は
なかった
と書いていました
つまり
やみくもに
トレーニングをしても
結果がでない
ということなんです
今回の動画でも
ご紹介したように
その人が今
どんな運動が
必要か
を考えながら
筋トレを
処方することは
何よりも大事
なことです
※余談ですが※
ちなみに私は中学のころ
体操部に所属していて
かなり筋トレしてた時期がありましたが
まったくうまくなりませんでした(´;ω;`)
思いだすだけで
悲しいです
その時
私が学んだのは
努力と成果は正比例しない
大事なのは
努力の仕方だと
努力も常に
頭を使う必要があることを
学びました(´;ω;`)
1.Rasch, Philip J., and Laurence E. Morehouse. “Effect of static and dynamic exercises on muscular strength and hypertrophy.” Journal of Applied Physiology 11.1 (1957): 29-34.
2.Rutherford, O. M., and D. A. Jones. “The role of learning and coordination in strength training.” European journal of applied physiology and occupational physiology 55.1 (1986): 100-105.