~北の治療家セミナー ダイジェスト~
腰痛の運動療法 with 鎌倉先生
腰痛の運動療法は
さまざまありますが
今回は
股関節と伸展と、
腹部の筋の関係の
講義です
股関節を伸展させるように
トレーニングをすると
腹部の力が入る
といったように
腰痛と腹部の筋は密接に関係するので
股関節の伸展トレーニングも
腹部を鍛え
腰痛を軽減するには
必要だということでした
股関節を伸展させると
なぜ
腹部にも筋の収縮が入るのか
その理由は
↓↓下の本を参考にすると
股関節伸筋群(大殿筋など)と
腹部の筋は
フォースカップルとして作用する
と書いてました
どういうことかというと
例えば
股関節の伸筋を
ゴムに例えて説明すると
ゴムを強く引っ張るには
(股関節を伸展させるには)
片方を動かすだけでは
まったく伸びません
両方をつまんでなければ
(腹部の筋も収縮してなければ)
ゴムが強く伸びないから
片方だけでの収縮では
だめなんです
人も同じで
優しいだけでは人はついてきません
ピリリとした厳しさも必要です(*’ω’*)
※余談ですが※
大殿筋が働かなくなるときは
swaybackの姿勢になるときです
だらしなく立ってるときや
太った中年の男性に多い姿勢です
スウエイバックは
腹部の力も入りにくい
姿勢と言われています
だから
そもそも
大殿筋を上手に働かせるために
姿勢を整える必要もある場合もあります