今まで、肩こりと僧帽筋はメジャー過ぎて、避けていましたが、リクエストがあったので、今回は肩こりが僧帽筋とどう影響しているか、またストレッチと、トレーニングはどうするかについて書いていきます。
僧帽筋はとにかくこりやすい。
僧帽筋は、とにかく構造的にこりやすい筋肉なので、肩こりで色々とネタにされやすい筋肉です。理由は、3つあります。
頭をずっと支えているから
僧帽筋は頭部(約4kg)を支え続けているので、ずっと緊張状態でいるので、こりやすいです。しかし、頭部を支えることは絶対に必要なことで、支えるためには、ある程度の張力が必要なので、柔らかすぎると問題になる場合があります。あまりになで肩で僧帽筋が弱い場合はトレーニングをする必要もあるので、注意が必要です。
血がうまく戻りにくい
僧帽筋は構造上、うっ血しやすい構造です。具体的には、動脈と静脈が併走してないものがあったり(併走しないと、動脈の拍動が静脈を圧迫して、静脈の血を戻すという役割が果たされない。)、静脈弁が欠落していたり(弁がないから逆流しやすい)など、様々な要因があるようです。
不良姿勢になりがち
日常的に姿勢が猫背だったり、スマホ首と言われるスマホの見過ぎでも、僧帽筋は硬くなります。パソコンや、スマホなど、現在の生活に必要なことを行う姿勢は、肩こり予防には重要な問題です。
僧帽筋のストレッチ
僧帽筋のストレッチは、いかり肩の人や、明かに僧帽筋が縮んでいる人におすすめです。今回紹介するストレッチは厳密にいうと、僧帽筋の上部分のストレッチです。
やり方は、座って、首を片方に倒し、上を向くのと、その時できれば、倒した方の反対の肩を下に下げてください。
僧帽筋のトレーニング
僧帽筋のトレーニングは、なで肩の人や、明かに僧帽筋が伸びてる人におすすめです。今回紹介するトレーニングは厳密にいうと、僧帽筋の上部分のトレーニングです。
やり方は、下記の図のように手を挙げて、肩だけを上げるようにして、僧帽筋が収縮するように意識してトレーニングをします。
トレーニングや、ストレッチは、基本的には即効性があるものなので、効果を実感する場合のみ、ぜひ続けて見てください。