帯広de整体 こり楽とれ太│【芽室町の肩こり・腰痛】口コミ一番店

【芽室町の肩こり・腰痛口コミ一番店】病院勤務時代の1万件を超える施術経験で培った医療の知識と技術。あなただけの問題点を探し、肩こり・腰痛・膝痛と一緒に戦います。

  • 完全予約制不定休
  • 営業時間9:00~20:00
  • 090-7514-1493
  • 〒082-0016芽室町東6条8丁目4-1

肩こりや腰痛を引き起こすO脚〜対処しやすいO脚を考える〜

O脚について

O脚は、単純に美容の問題ではなく、全身的な姿勢に関係するので、肩こりや腰痛にも関係があります。

O脚では、歩行時に足を後ろにではなく横に足を持ち上げて体を捻るようにする傾向があり、腰に過剰なストレスをかけます。さらに、この歩き方は足を後ろに蹴り出していないため、前に進むのも遅く、すぐに疲れてしまいがちで、腰痛になりやすくなってしまいます。

日本人の足はO脚が多い

日本人はO脚が多いと言われ、サッカー選手などアスリートにもO脚の方はいます。原因の一つに脛が湾曲している場合があるため、O脚になってしまうようです。

つまり、日本人のO脚には絶対に手技療法では直せない方が少なからずいるということです。

女性の足は加齢に伴い形が、実は変わっています。女性だと、20〜40歳はx脚傾向となり、60〜80歳はO脚になる傾向があるそうです。しかし男性に関しては、一般的にO脚に変化するということはないようです。

ちなみに欧米人は、x脚が多く、日本人とは違っているようです。

骨格や姿勢から考えるO脚

 

骨格や姿勢に関しては、骨盤以外は確認するのは技術や経験が必要な場合もありますが、ご説明いたします。骨格でO脚をみる場所は5つです。また矯正を一番かけやすい場所も、骨盤の前後傾を是正することです。

 

骨盤(前に倒れているか、後ろに倒れているか)

  

骨盤の位置の変化は、全身の姿勢の変化を引き起こします。それは骨盤の位置が大きく変わると全身でバランスを保とうとするため、足にも変化が起こります。

  
  • 骨盤が前に倒れている(前傾)

    重心が前になり、x脚になりやすくなります。

  • 骨盤が後ろに倒れている(後傾)

    重心が後になり、O脚になりやすくなります。

 

大腿骨の頚体角(大腿骨と骨盤のくっつき方)

大腿骨は鍵かっこのような形でついているのですが、そのかっこの角度の変化も関係します。(頚体角の角度です。一般的には125°〜130°と言われています)

  • かっこの角度が大きくなっている(頚体角)が大きい。

    x脚になりやすい。

  • かっこの角度が小さくなっている(頚体角)が小さい。

    O脚になりやすい。

大腿骨の前捻角

大腿骨を頭から見た時に、お腹側に捻れています。その捻れの程度でもO脚になりやすさは変わります。

  • 大腿骨の先端の捻れが大きい。(大腿骨の前捻角が大きい)

    x脚になりやすい。

  • 大腿骨の先端の捻れが小さい。(大腿骨の前捻角が小さい)

    O脚になりやすい。

この大腿骨の角度は、小さい頃は頚体角と前捻角が大きい傾向があります。

下腿が内側に湾曲している

脛骨が湾曲しているとO脚になりやすくなります。

足首の関節

足関節がねじれが内側なのか外側(回内、回外)なのか、どっちに捻れているかも、関係します。これは運動連鎖と言って、ある関節が動くとそれに伴って、他の関節も動いてしまうことをいいます。この連鎖パターンは一般的なO脚のパターンを説明していると考えらえます。

  • 足関節が親指側に捻れている(回内)

    x脚になりやすい。(運動連鎖では、下腿の内側傾斜・内旋、膝関節の屈曲・外反、股関節の屈曲・内転・内旋、骨盤の前方回旋が起こると言われています。)

  • 足関節が小指側に捻れている(回外)

    O脚になりやすい。(運動連鎖では、下腿の外側傾斜・外旋、膝関節の伸展・内反、股関節の伸展・外転・外旋、骨盤の後方回旋が起こると言われています。)

環境の要因も重要です、靴底の外側の摩耗が、膝関節の動揺性を増大させるという報告があり、O脚が増悪する可能性もあります。

O脚の種類は大きく分けて二つ

O脚には上記の骨格的な原因もありますが、それ以外にも筋肉などに由来するO脚があります。ここでは、二つのパターンを紹介します。

一般的なO脚の症状

  • 股関節が外側に捻れる。
  • 膝関節が内側に捻れる。
  • 足の重心が外側によっている。
  

股関節が内側に捻っているO脚のパターン

  • みかけ上のO脚の症状
  • 股関節が内側に捻れる。
  • 関節が伸びすぎている(過伸展)

O脚の筋肉の特徴

一般的なO脚のパターン(股関節が外側に捻っているパターン)

  • 股関節の内転筋が弱いか、短縮している
  • 四頭筋が弱い
  • 外転筋(中殿筋)が弱い
    →股関節の外に開いているため、 位置の問題で力が発揮できない可能性あり)
  • 前脛骨筋が弱い

股関節が内側に捻っているO脚のパターン

  • 股関節外転筋の筋力不足
  • 股関節内転筋群の筋力不足
  • 股関節の外旋筋群が弱い(臀部の筋肉)
  • 膝関節が伸びすぎている(過伸展)
  • 大腿四頭筋の筋力不足(遠心性)
  • ハムストリングスの筋力不足
  • 下腿三頭筋の筋力不足(遠心性)
  • 足関節の背屈制限

股関節が内側に捻っているパターンの方がO脚への対処はしやすい。

 

一般的なO脚には先ほど挙げた弱い筋肉を鍛えるか、短縮している筋肉を伸ばすかどちらかが良いです。これは色々な本やネットにやり方があふれているので、ここでは紹介は割愛します。

   

 股関節が内側に捻っているパターンが比較的直しやすいパターンなので、ここでは紹介します。このパターンは、股関節の内向きの回旋と、膝の過剰な伸展の影響のためなので、即時効果を求めるのであれば、膝から意識して強制するのは良いかと思います。 具体的には、

  1. 立ってる時に親指に重心を置き、前方重心を心がける。
  2. 立ってる時に膝を少し曲げる。
    

これらの方法をすると、股関節が内側に捻っているパターンのO脚であればO脚が軽減する可能性があります。

股関節が内側に捻っているパターンのO脚の筋力トレーニング

筋力トレーニングについて、二つご紹介いたします。

片足立ちで立って、股関節と体幹を鍛えるトレーニングも有効です。その際に股関節が内に入らないように意識する必要があります。

立ち上がりのトレーニングも有効です。歩く時や、走る時が、特に膝が伸びすぎてしまう傾向がありますので、立ち上がりで膝の動きのトレーニングをすることも有効です。

「肩こり」のおすすめ記事

「治療の基礎」のおすすめ記事