帯広de整体 こり楽とれ太│【芽室町の肩こり・腰痛】口コミ一番店

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-運動の自由度について- &おばあちゃんとjojo立ち

「人は自由の刑に処されている」

By サルトル

 

これについては

実感としては

今ひとつですが

 

体に関しては

自由を避ける方向に

人は生きてる

印象があります

 

例えば

 

初めてのことを

するときに

最初から

器用に動ける人は少なく

 

がちがちに体を

固める人が多いです

 

これは

運動面では

体を固めることで

他の部位の注意を減らし

使いたい部位だけに

集中すること、

 

心理面では

力を入れる

感覚が

安定感、安心感など

心理的な安定に

つながるためだと思います

 

(リラックスをするのも

もちろん心理的な安定に

もつながりますが)

 

例えば

 

はじめて

包丁をふるうときに

肩や、体幹、手にがっちり力を入れて

肘だけに注意を向けるようにしたり

 

なんとなく

はじめてだから

とりあえず力を入れてみたり

 

したことって

あったと思います。

 

運動の自由度について

手について考えると

 

例えば

 

手首は

曲げ(1)伸ばし(1)、

右左回旋(2)、

親指小指側へ動かす(2)

ことができるので

 

( )の数を足して合計すると

自由度は

だとします

 

そこに

肘の自由度

曲げ(1)伸ばし(1)

左右回旋(2)を

かけると

 

6(手首の自由度)×4(肘の自由度)

=24

です

 

肘まで

動かしたら

24の関節の動きを

考える必要があるので、

手首だけ動かすより

肘と手首を動かすと

4倍大変です。

 

さらに

肩の自由度も

手首の自由度と同じ6なので

 

手首、肘、肩を同時に動かすと

6×4×6

=144

となり

 

手首だけ動かしていれば

大変さは6つだったので

 

肩、肘、手首を動かすと

急に144も考えるなんて・・・

 

もし

座って運動すると

 

さらに

肩甲骨、体幹の動きも

かけることになるので

もっともっと

難しくなります

 

現実の動作は

もっと複雑で

もっと考えなければなりませんが

 

つまり

関節の自由度だけを

考えても

 

体の力を抜いて

リラックスして

固定しないで

体を使うということは

かなり難しいことです

 

私は

リハビリで指導しているときに

 

セラピストが

患者様を指導しているときに

力を抜くように指導しているところを

よく見てましたが

 

ふと

そういうセラピストが

日常生活で

ものをもったりするときに

 

なぜ今肩に力を入れてるの?

なぜそこで手首に力を入れた?

なぜ一歩前にでない?

なぜ胸椎や腰椎を屈曲させる?

なぜ持つ位置はそこにするの?

など

 

不必要に力を入れている

合理的でない動きを見て

なんでかな

と思うときが

多々あります

 

しかし

今は

やはり

その合理的でない動きこそが

人の動き

なのかと思っています

 

運動の自由さが

増えることは

体について考えることが

増えます

 

体に力を入れることは

不安を感じていた身体に

安心感、安定感

につながり

 

なんといっても

人には修正が困難な

習慣や癖があります

 

なので

力を入れている

人を見るときに

 

その人にとって

その体の力は

どんな意味があるのかを

考えるのが

 

とても大事だと

思います。

 

例えば

片麻痺で体に力を

入れて歩いている人は、

 

怖いから

力が入っているのか

 

体を安定させたくて

力が入っているのか

 

そもそも

動かせないから

他の関節にも

過剰に力が入っているのか

 

力を入れる方が良いと

思い込んで

力が入っているのか

 

力が入っている関節よりも

遠い関節を

うまく動かすためのに

力が入っているのか

 

感覚が欲しいから

力が入っているのか

などなど

 

を考えなければ

ならないので

 

簡単に力を

抜きましょう

とはなりません

 

だから

力を抜くことを

指導するときは

 

その人の

性格や、体を

しっかり知ったとときに

 

初めて

色々な問題点も共有して

理解してから

一緒に考えていく

問題なのかな

と考えています。

 

・・・

 

このブログを

書こうと思ったきっかけは

 

患者様から

力を抜きたいと

相談を受けたのもありますが

 

いつも見て

驚くのですが

エレベーター待ちの

腰の曲がった

おばあちゃんが

 

姿勢を

伸ばそうとするときに

結構な頻度で

JOJO立ち

になっているのを

見て

腰が曲がってても

こんなにまっすぐになるんだ

 

人って

すごい

いつも思います

 

おそらく

胸腰椎が曲がって

固定されているから

 

体を伸ばすときに

股関節を伸ばして

 

それだけだと

後ろに倒れてしまうから

膝を曲げて

バランスをとっている

と思うんですが

 

その姿勢を見るたびに

失礼ですが

毎回驚いて

 

JOJOを思いだして

しまいます(*_*;

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